48 早い夏の到来

今年は空梅雨に始まり、多少雨の続く日もありましたが、梅雨と呼ぶにはあまりに雨が少なかった気がします。そして7月6日の梅雨明けと同時に、ギンギラの太陽が顔をだしました!例年より早い本格的な夏の到来に、身体がついていくのが大変ですね。景色も、紫陽花から選手交代で、ラベンダー、さるすべり、そして可愛いひまわりと色とりどりに咲き、夏を感じさせますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

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梅雨明けの早朝(7月6日)、家のベランダからこれまでに見たことのない雲に気づき、シャッターを切りました。マシュマロが数珠つなぎのように見える雲でした。これは何という雲なんでしょうか?ご存じの方がおられましたら、診察室で教えてくださいね(*^▽^*)

東京ドーム

久しぶりの日曜日のデイゲーム野球観戦。場内は熱気でムンムン、もちろん東京ドームは満員でした。プロの選手たちの機敏な動き、打球の速さ、そして投げるボールの速さなど近くで観ると、テレビでは味わえない面白さがあり、やっぱり球場に足を運ぶのはいいものだなと感じました。

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東京ドームで一番思い出に残っている事は、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本が優勝した時のアジア予選。初戦の韓国戦をラッキーにも観戦することができたことです。前年の(2008年)北京オリンピックで、日本は韓国に惨敗していて、当時来日した韓国選手たちは自信満々!!インタビューでも、日本チームに対して強気の発言をしていました。しかし日本チームはイチローを筆頭にメジャーで活躍中の選手たちも多数参加。プレイボールとともに、イチローがヒットを放ってから繰り広げられた怒涛の攻撃は、気持ちをスカッとさせるものでした。

試合が終わってみれば、14対2の大差で日本が圧勝。国対抗の独特の雰囲気、いつもと違う応援合戦、そして短期シリーズの一戦必勝に対する選手たちの緊張感がひしひしと伝わってきて、ずっと興奮し通しでした。

ここのところ、プロ野球界では飛ぶボールが問題になっていますね。いろいろいきさつはあるのでしょうが、観ている側としては、投手戦よりは点を取られたら取り返す打撃戦の方が面白いのではないでしょうか。昔、ルーズベルト大統領が野球は8対7が一番面白いという名文句も残っています。皆さんはどう思われますか?

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滝ノ入バラまつり

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5月の終わりに、毛呂山の医大の近くで期間限定のバラ祭りがあると知り、早速たずねてみました。2000年、地域の町おこしの一つとして、滝ノ入地区の人たちを中心にボランティアによって始められバラ園が、2008年に現在の場所に移転し、昨年リニューアルオープンしたんだそうです。

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緑萌ゆる山々に囲まれた自然の中で、丹精こめて育てられた400種のバラ、約1500本が、華やかな彩りを添えて、本当に素敵な所でした。長いバラのアーチなど趣向がこらしてあり、変化に富んだ散策道は、柔らかに香るバラの香りを楽しみながら多くの人たちでにぎわっていました。こちらのバラ園は、5月末と10月末にバラまつりが開催されるので、興味のある方は是非秋にお出かけください。

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帯状疱疹(たいじょうほうしん)

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中高年で免疫力が低下してくるとおこしやすい病気に帯状疱疹があります。80歳になると2人に1人は経験していると言われ、原因は水ぼうそうと同じウイルスです。神経に長年潜んでいたウイルスが、加齢や疲れ、風邪、体力低下を引き金にして突然発症してきます。

ほとんどの方々が子どもの頃に水ぼうそうにかかり、その後もウイルスは消えることなく体の中に潜んでいるわけなので、あらゆる人が帯状疱疹の予備軍と言ってもいいでしょう。皮肉なことに、ウイルスに対する免疫力は、ウイルスにさらされている機会が多いほど鍛えられるのですが、近年はワクチンが普及し、中高年の方が水ぼうそうにかかったお子さんたちと触れ合う機会が減っていることも一因ではないかと言われています。

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症状は、皮膚の表面がチクチク痛がゆかったり、違和感などの症状が発疹の出る1週間前後からみられ、その後、好発部位の顔や胸から脇腹に発疹がでてきます。わずかですが、治ったと思っても再発することもあるので、薬はきちんと最後まで飲み切ることが大事です。

これから夏本番。デリケートな皮膚には少々つらい季節ですが、日焼け対策を忘れず、清潔を心がけてください。どうぞ楽しい夏休みをご家族でお過ごしください!!