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53 寒くなってきました

14年12月

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この秋も各地で紅葉まつりが開かれ、色とりどりの木々の美しさを堪能された方も多いのではないでしょうか♪美しかった紅葉も寒さが増し、落ち葉となってじゅうたんのように道をおおっています。毎年のように思いますが、一年は本当に早い!です。 年の瀬は、家族や仲間が集まり、楽しいことがいっぱいある季節ですね。体調を整えて、楽しい時間を過ごしてください。

スーパームーン、ミラクルムーン、皆既月食

今年は、秋ごろより天空に関わるニュースがたびたびメディアをにぎわせていましたが、皆さんは空を見上げたでしょうか。

2014年9月9日は、「スーパームーン」でした。 スーパームーンとは、満月または新月が地球へ最接近した状態となり、いつもの月より約14%大きく見え、明るさに関しては30%も明るく見える月のことを言います。9月9日は、7月12日、8月10日に続き、今年3度目のスーパームーンでした。次回は2015年9月28日とのことです。

そして2014年11月5日の月は「ミラクルムーン」 なぜミラクル(奇跡)なのかというと、171年ぶりに1年に3回も名月があったからだそうです。9月8日が中秋の名月(十五夜)で、10月6日の名月(十三夜)、そして11月5日に2回目の十三夜(後の十三夜と呼ばれる)でした。前回のミラクルムーンは、黒船来航の10年前だったそうなので、まさに、一生に一度のミラクルムーン。次回は95年後になるんだそうです。 もう見るのは不可能です(笑)

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10月8日は、皆様もよくご存知の皆既月食でした。月が地球の影の中にすっぽりと入る天体ショー! 今回初めての撮影に挑戦してみました。
曇りまたは雨では撮影できませんが、当日は雲もほとんど見られず好条件でした。でも、雲が急に現れて月を隠したりしないかとちょっと心配しました。

三脚にカメラを固定し、いろいろ撮影条件(シャッタースピードや露出)を変えながら撮ってみましたが、月が明るすぎてピントが合いづらく、撮影は難しかったです。事前にネットで撮影方法を調べておきましたが、カメラは詳しくないので、読んでもいまひとつわかりにくかったです(汗) そんなつたない技術で撮った写真がこちらです

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部分食の始まりは18時14分。月の左下から欠け始めました。そして、皆既食の始まりが19時24分でそれから約1時間、月は真っ暗ではなくて「赤胴(しゃくどう)色」と呼ばれる赤黒い色に見えました。この色からブラッド・ムーンとも呼ばれます。神秘的な天体ショーはゆっくりと進んだので、美しい皆既月食の様子をじっくりと観察することができました。次回は来年の4月4日。皆既食は約13分間で、今回の約6分の1の短さになりますが、出来ればもっと鮮やかな月を撮ってみたいと思っています!!

宇宙博2014in幕張メッセ

9月に「宇宙博2014 NASAとJAXAの挑戦」(7月19日~9月23日)に行ってきました。アポロ計画などNASAによる有人宇宙開発の歴史を紹介、JAXAを代表とする日本の宇宙開発の取り組みも一堂に展示されていました。

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会場は、幕張メッセの国際展示場の10・11ホール。広~い会場は、大きなものから小さなものまで、数えきれないほどの展示物で埋め尽くされていて、じっくり見るには丸一日あっても足りないほどの充実ぶりでした。
例えば、アポロ17号の司令船のレプリカ(実物大・ただし、上部のパラシュートは実際に使われたもの)や、スペースシャトル・アトランティス号の機首部分の実物大のレプリカ。これはコックピットを後ろからのぞけるようになっていました。

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そして、私の一番のお目当てだったのが火星探査車キュリオシティです。NASA製作の実物モデルで、米国外では初の展示になったそうです。2012年8月に火星に着陸してからの2年間の探査で、キュリオシティはいろいろな成果をあげています。
水の流れた跡を確認したり、岩石からは生命のエネルギー代謝に不可欠な6元素(硫黄・窒素・水素、酸素、リン、炭素)が含まれていることを発見しています。これはかつて火星には生命体が存在していたと推測できる大きな手がかりで、NASAは数十億年前と推定しています。

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私がこのロボット探査車に惹かれるのは、その風貌です。NASAからの指令を受け、まるで心が通っている生命体のように、誰もいない火星で一人もくもくと作業をするキュリオシティを以前にテレビで見て、そのなんともいじらしく可愛らしい姿を目にしたからです。キュリオシティというネイミングもいいですよね。意味は“好奇心”、 この名前は、学生より募集し、カンザス州に住む12歳のクララちゃんが名づけ親になったそうです。応募者が提出したエッセイの内容も評価の対象で、クララちゃんは、こう書いていたそうです。「好奇心はとても強い力です。それがなければ、今の私たちはなかったでしょう。好奇心こそ、私たちが日々生きる上に必要とする情熱です。答えなければならない疑問や不思議があるから、私たちは探検家や科学者になるのです」と。

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もちろん、2010年にイトカワより帰還した小惑星探査機「はやぶさ」や12月1日に打ち上げ予定の「はやぶさ2」の実物大モデルもあり感激でした!! イトカワの微粒子サンプルも顕微鏡で拡大され、映像がモニターに映しだされていました。幕張メッセのあとは、最大級のショッピングモール「イオンモール」へ行ってきました。フードコートで食べた一日分の野菜カレーが美味しかった!!半端のない野菜の量と種類、そして赤・黄・緑の美しい彩り。なんでも同じお店が池袋駅の中にあるらしいのです。幕張は遠いけれど、池袋なら行けそうです。

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映画「インターステラー」

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シネプレックスわかばで久しぶりに観た映画『インターステラー』。3時間と長い映画だったのですが、長さを全く感じず、観ているうちにどんどん面白くなり、観終わった時の満足感たるや、ただ者ではないと感じました(笑) ストーリー、映像、役者さんの三拍子そろった映画と言っていいでしょう。

内容を簡単に言うと、舞台は、地球の環境が激変し、すさまじい砂嵐が吹き荒れ狂う近未来。人類は食糧難に陥り、存亡の危機にたたされていた中、宇宙に新たな移住できる地を求め、愛する家族と人類を救うべく元宇宙飛行士に苛酷なミッションが課せられるというもの。SF映画にありがちのストーリーかと思われるかもしれませんが、全てにおいてこれまでにない素晴らしい作品でした。

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監督は、あの大ヒット作『ダークナイト』、『インセプション』、『マン・オブ・スチール』のクリストファー・ノーラン監督です。フィルムでの実写にこだわりのある監督は、極力デジタルなCGを使わず撮影したそうです。例えば、延々と広がる500エーカー(202万㎡)のとうもろこし畑を実際に栽培してつくったり、実物大の宇宙船を製作、未知の星のシーンは極寒の地でロケをし、砂嵐も実際に再現し撮影に臨んだことで役者さんにとってはかなりハードな現場だったようですが、リアル感あふれる映像が生みだされています。宇宙空間でのシーンなど、まるで観ている自分までもがその場にいるような感覚に陥りました。

SF映画であり、人間ドラマでもある『インターステラー』は、大きな愛と勇気に心が揺さぶられる映画です。感動も人それぞれだとは思いますが、未知なる世界への冒険を観るだけでもワクワクするのに、この映画にはいろいろな要素があるので面白さも倍増しています。主人公のクーパーの演じたオスカー俳優マシュー・マコノヒーの演技も本当に良かったです。お時間があれば、お正月映画でご覧になってみてはいかがでしょうか!

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よく見られる皮膚のかゆみ

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中高年の方々で、発疹がみられないのに皮膚のしつこいかゆみで受診される方がいます。あまりに痒いので掻きむしってしまい、二次的に発疹ができることもよくあります。この状態を皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)と言います。

原因は、皮脂および汗の分泌減少によって、皮膚膜が十分につくられないことにあります。これは一種の老化現象で、乾燥しやすい冬期に多く、痒みの多くは、下肢や側腹部で、衣服で擦れやすいところです。痒みの誘因としては、入浴があげられます。お風呂好きで長時間入る場合のほか、石鹸の使い過ぎ、ナイロン製のタオルなどは、皮脂膜を急激におとすことになります。乾布、冷水まさつも同様です。また体が温まった時、気分がやわらいだ時には、痒みの感覚がより敏感になり、かゆくなってしまうのです。

このような場合、入浴後5分以内に保湿剤を使用するといいのですが、それで症状が悪化する場合は抗ヒスタミン剤を使います。その他、痒みを起こしやすい薬物にペニシリン、降圧利尿剤、カフェインなどがあります。ご心配な方はご相談ください。

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天候悪化で打ち上げが12月1日(月)に延期されていた「はやぶさ2」が、打ち上げ時間帯に強風が予想されることから再び延期され、12月3日(水)13時22分4秒に再設定されました。尚、打ち上げライブ中継は、3日(水)12:10からインターネット配信される予定です。(YouTube、USTREAM)

宇宙が以前に比べてより身近に感じるようになってきましたね。2代目はやぶさは、どんな成果をあげるのか?! 2018年6月頃に「小惑星1999 JU3」に到着し探査を開始。小惑星出発は2019年11月頃、そして帰還は2020年とのことです。はやぶさのように無事地球に帰還し、常識をくつがえすような発見を期待したいと思います。「小惑星1999 JU3」の通称をこれから募集するとのこと。一体どんな名前がつくのか楽しみです。

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今年も残すところあと1ヶ月。あわただしい時期ですが、最後までよい年でありますように。。。

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