院長の部屋

HOME » 院長の部屋 » 46 謹賀新年

46 謹賀新年

13年01月

あけましておめでとうございます。慌ただしく師走が通り過ぎ、皆様それぞれの思いでお正月を迎えられていることと思います。本年も気持ちを新たに頑張ってまいります。これからもよろしくお願いいたします

ふたご座流星群

昨年の暮れに、三大流星群のひとつふたご座流星群がやって来ました。1年前に初めて流れ星をみて感動して以来、星空に魅せられた私。今回はこの凍てつく冬の夜空を矢のごとく貫く流れ星を、是非写真に撮ってみたくなりチャレンジしてみました。
※ 三大流星群とは、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群、12月ののふたご座流星群のこと。

三脚を用意し、知人に教えてもらったカメラの設定条件にセット。最も流れ星が飛ぶと予想される12月14日未明から早朝は、月明かりがない好条件と重なるということで、12月14日1:00AMごろより防寒着に身を包み、自宅のベランダに出て流星群を待ちました。

夜空に目が慣れてくると、星空の輝きに感動!!初めて、人工衛星ではないかと思われる光も確認できました。人工衛星は星と同じ輝きを放ちながらゆっくり移動するので肉眼でもわかるのです。そんな気持ちの高ぶりを感じながら、バッチリ流れ星をカメラに収めたかったのですが、流れ星を見極めて切るシャッターチャンスはとても難しいものでした。

いくつか流れ星が飛んできた方向に、三脚を置き、カメラのレンズを向け、繰り返しシャッターボタンを長押し(1分~2分)するのですが、押し終わった時に流れ星が飛んできたり、全く飛ばなかったりと、なかなかうまくいきません。宇宙を相手にしているのですから当たり前ですが(*^▽^*) でも、寒さと格闘しながらの○○時間は心が洗われる気持ちのいい時間でした。

お粗末ながら、撮れたのがこの一枚。
これからも夜空を見上げ、もっと上手に流れ星を写真に収めたいと思っています。

映画 『のぼうの城』

11/2(金)に公開された翌週に、『のぼうの城』を観に久々に映画館に足を運びました。小さい頃からまわりに史跡が多く、自然と歴史には興味があったので、わずか500人の兵隊で2万の敵に挑んだ武将・成田長親の実話であることや、映画の舞台となるのが、わがまち埼玉の行田と知り、是非観たくなりました。

主人公ののぼうを演じた野村萬斎さんの飄々とした演技、表情の変化など、さすがに能楽師だけあって細かく、惹きつけられました。民がリーダーに求めるものがしっかりと描かれていて、とても面白かったです。

今回、石田三成が行った水攻めは、秀吉が備中高松城(岡山県)へ行った戦術を手本にしていて、この城は、私の母の実家より程近いところに位置し、水墨画で有名な雪舟が涙でネズミを描いたという逸話のある井山宝福寺も目と鼻の先にあります。私が幼少の頃育った大原町(岡山県)のとなり町には宮本武蔵の生家もありました。

桜が咲くころになったら、映画の画面で観たあの丘の上に咲く桜や行田市の忍城址(おしじょうし)に行ってみたいと思っています。きっとこの春は、この映画を観た多くの花見見物のお客さんで賑わうことでしょう。

脂肪肝

この数年、健診がきっかけで見つかる病気の中で目立っているのが脂肪肝です。文字通り、肝臓に脂肪がたまった状態でこの脂肪肝こそ、あらゆる生活習慣病の重大な原因になり、さらに肝硬変、肝がんへと進む危険があるこわい病気であることがわかってきました。

肝臓は、体内最大の化学工場で、栄養素の分解吸収からエネルギーの代謝・変換、身体に入ってきた悪いものの解毒まで、全て行っています。ぎりぎりまで文句を言わず働くため“沈黙の臓器”とも呼ばれます。

ところが、現代人は、高タンパク・高脂肪の欧米型の食事に加え、運動不足も重なり、結果肥満の増加と歩を合わせるように脂肪肝の人が急増の一途をたどっています。

食事で摂った脂質や糖質は小腸で脂肪酸に分解されて肝臓に送られますが、脂肪酸が増えすぎると肝臓で中性脂肪に作り変えられ蓄積されてしまいます。アルコールも飲み過ぎれば、肝臓に中性脂肪がたまりやすくなります。

近年の研究で脂肪肝になると、動脈硬化を防ぐ血液中の善玉コレステロールが減り、動脈硬化が進むことが明らかになりました。脂肪肝の人は、狭心症や心筋梗塞などの動脈硬化による疾患や糖尿病・高血圧などを発症するリスクがそうでない人の2倍以上あることもわかってきました。

つまり脂肪肝はあらゆる生活習慣病の入口になるということです。日本人の脂肪肝の場合、圧倒的に多い原因は食べ過ぎです。もちろん運動不足もありますが。

脂肪肝は、放置しておくとこわい反面、生活の中でその原因を取り除くことで、比較的かんたんに改善できる疾患です。食事の工夫と適度な運動で肝炎になる前に肝臓にたまった脂肪を減らせば、元の元気な組織と機能をとり戻ることができます。

対策として、過食が一番の原因ですから、腹八分目の食事と栄養バランスを考えましょう。また肝臓は活性酸素に弱いので、抗酸化成分としてビタミンC(赤ピーマン、ブロッコリー、ゴーヤ、キウイフルーツなど)、ビタミンE(ナッツ類、かぼちゃなど)、βカロテン(レバー類、にんじん、シソなど)を積極的に摂取、その他赤ワインや緑茶、大豆、ゴマなども抗酸化成分を含む代表的な食品です。毎日の食生活をちょっと見直してみませんか。

クリニックは、1月7日(月)より診療を開始いたします。
2013年が皆様にとって幸せな年となりますよう、心よりお祈りいたします。

院長の部屋に戻る≫≫