1 はじめまして…

初めまして。桃太郎クリニックの院長 笠岡恭です。
この度、桃太郎でもホームページを開かせて頂くことになりました。たくさんの地域の皆様に読んで頂き、活用していただけるページにしたいと思っていますので宜しくお願い致します。この「院長の部屋」では、ここ1ヶ月での桃太郎での出来事、感染症の動向 それに私の大好きなメジャーリーグのことなど、治療以外のこともいろいろお話していきたいと思っています。 更新も致しますので、時々見にきて頂けると嬉しいです。

プロフィール

今回は初めてですので、少し自分のことをお話したいと思います。
昭和31年生まれ、岡山県の美作町に育ちました。NHK大河ドラマ「武蔵」の出生地から1時間程の自然豊かでのどかな所でした。一日中、真っ黒になり外を駆けずり回っていました。いたずらも、いろいろしましたよ。そのせいか、足だけは誰にも負けないほど速かったです。これ本当です。ですから、運動会のリレーでは、大活躍!!でもマラソンは苦手でしたね。

中学校の3年の時、東京の世田谷に移り住み、昭和56年に埼玉医大を卒業しました。小さい頃から将来は医師になりたいと思っていました。子供ながらに、人の命を助けられるカッコイイ仕事と感じていました。

埼玉医大の内科医局員を経て、都内西新井病院の内科医長として出向、明海大学歯学部内科講師を引き受けながら、開業にむけて準備をしていました。 川島町の川島病院、鳩山町の鳩山病院にもお世話になりました。そして、平成4年9月に桃太郎クリニックを開設しました。今年で、開業11年目を迎えます。

桃太郎クリニックの名の由来ですが、早く皆様にクリニックの名前を覚えて頂きたく、ふるさと岡山の昔話「桃太郎」だったら、どなたでもご存知で一度聞いたら忘れないかなと思ったからです。 産婦人科と思われた方も多かったようですが。(笑)

我家の家族構成は一男二女そして妻の5人家族です。子供も大きくなると遊んでくれなくなってしまい父親としては少々淋しく思っています。そうなる前に、たっぷり家族で遊んでおきたいものです。

ただ、息子が自分と同じくメジャーリーグの大ファンなのです。まさか息子がメジャーリーグのファンになるとは思ってもいませんでした。 顔写真を見て横文字の名前をすらすら言う我が子を見るのは、なんとも言えず嬉しいものです。
最近では、互いに野球の話が対等に出来るようになり私の喜びのひとつです。 3月末の来日が、戦争勃発のため急きょ中止となってしまった時は、本当に親子二人して、がっくりきてしまいました。滅多に見られない日米野球とアメリカの公式の開幕戦が夢と消えたのですから。

小さなボールパークです!

インフルエンザとお腹の風邪について

さて、自己紹介はこの辺にして、クリニックのホームページらしいお話を少しさせて頂きますね。
この冬は、インフルエンザの出足が早く、12月下旬に始まり2月下旬まで流行が続きました。インフルエンザのピークも例年より早かったため抗ウイルス剤及び検査キットの供給が間に合わず、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。厚生省や製薬会社の方も予想外のことであわてられたようです。
インフルエンザが流行しないのが一番ですが、来年は特効薬である抗ウイルス剤などが 不足しないことを願うばかりです。

話は変わり、皆さんは、「お腹の風邪」ってご存知ですか?
お腹の風邪、つまり「感染症胃腸炎」のことです。潜伏期間は数日間で、いきなり腹痛、下痢、嘔吐を起こします。
発熱を伴うことも少なくありません。
軽度ですと、4日~7日間、なんとなくお腹が痛い、少し気持ち悪い、便がゆるいなどの症状がみられます。
感染力が強く、家中にとびひしたり、園、学校で流行すると、学級閉鎖さらには学校閉鎖に至ることもあります。
学校伝染病なので、診断されましたら、園や学校に連絡してください。出席停止になります。
意外とこの事は、ご存知ない方が多いのではないのでしょうか?
過去において、学校側でさえ、この病気が学校伝染病と認識していないケースがありました。
念のため、川越市、鶴ヶ島市の教育委員会に確認済みです。
治療は、ウイルス性ですので、水分補給をして、吐き気、下痢、腹痛に対しては、 薬物療法を行います。
通常、数日で回復する場合が多いです。
学校への連絡は、川越市の場合は口頭でOKですが、鶴ヶ島市の場合は、学校の指定する用紙の記入を医療機関に依頼してください。
皆さんもお腹の風邪には気をつけましょう。

思いのほか長くなりましたのに、ここまで読んで頂きまして有難うございます。少しはお役に立つことがありましたでしょうか? これからも楽しいページにしていきたいと考えています。 次回をお楽しみに。