54 もうすぐ4月

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陽ざしも明るく、ピンクや紅色、白などの梅が開花してまっさかりです。そばを通ると甘酸っぱい香りが。春、本番ですね。これから初夏にかけて多種多様な色鮮やかな花のプレゼントが今から楽しみです♪

しかしながら、花粉症の方々は大変です。花粉のアレルギーによって、鼻から喉の奥は炎症をおこしており、風邪にかかりやすくもなりますのでお気をつけ下さい。

冬の夜空

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ふたご座流星群をカメラで撮りました。三大流星群【しぶんざ座流星群(1月)、ペルセウム座流星群(8月)】のひとつで、初めて写真に収められて感激しました。

流れ星がよく出没する方向にカメラを固定して、でも、撮れそうでほとんど撮れないことも過去に経験しており、今回もなかなか撮れませんでした。そして、最後の最後にようやくファインダーに入ってきてくれました!!良かった!!良かった!! 感激すると同時にホッとしました。この先も、どんな天体ショーが待っているのかワクワクします(*^▽^*)

エサ台の小鳥たち(駐車場と診察室の間の植込み)

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続々とニューフェイスが登場しました。ヤマガラ、ムクドリ、ハクセキレイ、ツグミなど、今回は、8種類の小鳥たちが入れ代わり立ち代わり、エサ台をにぎわせています。混群という用語があり、森に住む小鳥たちは繁殖期以外の時期の秋から冬にかけて、異種類が一緒になって集団行動する習慣を言うそうです。これは、一緒に行動した方が危険が少ないからという説もあるとか。
そう言えば、エサ台にも、メジロがシジュウカラを連れて一緒にやって来ました。その後にヤマガラ。スズメとハクセキレイが行動をともにしているのも見かけました。小鳥たちの本能と言うものなんでしょう。

8種類のメンバーも増えましたので、ここで改めて紹介します。

[1.メジロ]
ウグイスと混同している方が多いと思います。なぜなら、メジロはウグイス色で目の周りに白いリングが特徴的な小ぶりで可愛い小鳥。エサ台を設置して以来の古株の常連さんであり、エサ台を作ったきっかけも、メジロに来て欲しかったからです。いつもペアでやって来て、仲の良さはダントツ!みかんをつついた後は、植え込みに入り食休みします。身体をしっかりと寄せ合い、互いに羽づくろいをしているシーンはなんともいい感じです。(登場時期:1月初め~3月下旬ごろ)

[2.シジュウカラ]
チュピーチュピーと周りのメンバーより1オクターブ高い、通る鳴き声が彼らのやって来た合図です。単独、またはペアで行動し、ひまわりの種とピーナッツが大好物です。特にひまわりの種の皮を上手に割って食べるのが特徴です。試しにどちらがより好物なのか両方おいてみると、ピーナッツに軍配があがりました。たぶんピーナッツは皮をむく手間がないからかな。かしこい!!

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[3.ヒヨドリ]
名前とは裏腹に、エサ台を独り占めするかのように、両方の翼を揺らせ、威嚇し、他のメンバーの小鳥たちを追い払う、ちょっとやっかいな不届き者。ほとんど単独でやって来ます。食べるものもみかん、パンの耳、米、ナッツ類などなんでもOKの雑食性。体も大きいし、色も茶色で、威圧感いっぱい。時に、ミカンの果肉をかたまりで食いちぎってそのまま一気に飲み込むこともあります。

[4.スズメ]
エサ台に登場する回数ナンバー1.日に何度もやって来て、一度に30羽以上になることも!!エサ(虫など)が減る冬だからでしょうか?!まぁ~絶対数もスズメは多いですからね。米、ピーナッツ、パンの耳が好物で、ピーチクパーチク、小競り合いをしながらも一生懸命についばんでいます。多くは5羽~10羽くらいのグループで行動しているように見えますが、ペア同士のようなしぐさは全くみられません。植込みの中で、たくさんでさえずるかわいい声はうるさくなく、心地よく聞こえます。

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[5.ムクドリ]
鮮やかなオレンジ色のくちばしと足が特徴的。顔は、いまひとつ(笑) ある人がペンキ缶に顔をつっこんだような白斑点面と表現。あまりのぴったり感に苦笑してしまいました。エサ台では。マイペースで他のメンバーを気にせず黙々と食しています。今のところ、2ペアでやって来て、単独で来たのを見たことはありません。同じくらいの体格のやんちゃなヒヨドリと、エサ取りでしばしばエサ台の上、40~50㎝で空中戦を繰り広げますが、今のところ全敗!(´_`。) いつの日かヒヨドリに勝てる日がやってくるでしょうか。

[6.ハクセキレイ]
今までも駐車場の地べたをちょこまかちょこまかせわしなく歩いている姿をみていましたが、とうとうエサ台にやって来ました。目線の位置の違いでこうも違って見えるものなのか、最初は、全く別種の小鳥と見まちがえてしまいました。エサ台のハクセキレイは、ヒヨドリと同じく大柄ですが、きりっとしたスリムなスタイルで上品!!まだまだ観察不足ですが、好物は米とパンの耳です。

[7.ヤマガラ]
胸元の鮮やかな茶色と羽がグレーというコントラストがとても美しい小鳥です。好物のピーナッツやひまわりの種をゲットすると、あっという間に桜並木の方へ飛び去ってしまうので、まだいまひとつ行動を把握していません(o´_`o) なんでもあまり人を恐れず、少々近づいても大丈夫だとか。YouTube上では、手のひらのピーナッツをめがけて飛んでくるヤマガラの映像がありました。

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[8.ツグミ]
まだエサ台にやってきたのを見たのは数回。ヒヨドリと同じくらいの大きな体格ですが、とてもおとなしそうでエサ台の上でもおっとりという感じです。ほどんど鳴かないので、口をつぐむ→ツグミと名前がついたとも言われています。渡り鳥で、5月頃にはシベリアに帰っていくそうです。

エサ台では日々いろいろな光景が見られます。種類によって食べ方もいろいろ。見ているだけで時間を忘れる、私の癒しです。(もちろん診察時間外!!)これからも新しいメンバーが来て、どんどんにぎわって欲しいものです。来年はいかに(⌒_⌒)

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乳酸菌摂取は下痢を減らす

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プロバイオティクスという言葉があります。「健康のために」を意味するギリシャ語に由来し、人間に利益をもたらす「善玉菌」を指します。その代表が腸内に住みつく“乳酸菌”です。ビフィズス菌やラクトバシラスなどの細菌は、人間が食べた食事の残りカスを分解して乳酸を作るので乳酸菌と称されます。腸内細菌の10パーセントほどを占めるとされています。

乳酸菌は、腸内を酸性にすることで外界から侵入してくる病原菌を居づらくしてくれます。また便を送り出す腸の収縮(ぜんどう運動)を活発にして便秘や下痢を防ぐなど腸の働きを整えます。

乳酸菌の有効性を示す研究結果もあります。例えば、ロタウイルスが原因の腸炎のお子さんに、症状がでた直後から乳酸菌を含む食物を食べた場合の下痢が続いた期間は、1.4日で、乳酸菌を取らなかった場合より1日早くおさまっています。

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また、発展途上国へ旅行する日本人の2~5割の方々は、細菌やウイルスによる感染性腸炎(下痢)になりますが、旅行中、乳酸菌を含む食品や薬剤などを毎日服用した場合、何も摂らないより下痢になる割合が減ります。ただ外から入ってくる細菌は、腸内に住みつかず排泄されてしまいので、毎日乳酸菌を食べる必要があります。その量は、プレーンヨーグルト1回100グラムを1日2~3回です。なお、空腹時に摂ると菌が胃酸で殺菌されてしまうので注意してください。食べるのは、食後が効果的です。

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春は別れと出会いの季節です。皆様の楽しい思い出がひとつでも増えますように願っています。花粉症の方々はあとひと踏ん張り。頑張りましょう!!