5 2003年も残りわずか

今年も早いものでクリスマスが終わり、残りわずかになりました。
皆さん、いかが年末をお過ごしでしょうか?
どことなくせかされているような気になるのは私だけでしょうか。

今回は、クリニックの仲間、魚たちの話をさせていただきます。
クリニックを開業する前、あるテレビ番組で、水槽に魚・水草。 これは現代のいわゆる「いやし」の一つとして注目を集めていると見ました。 その時に「これだ!」とひらめいたのです。 ゆったりと鮮やかな魚が水草の中を遊泳。 これは、お待ち頂いている患者様方に少しでもリラックスして頂けるのではないかと思い始めたのです。

最初は、開業祝に頂いた水槽に、グッピー、ネオンテトラなど色鮮やかな魚たちが、所狭しと泳いでいました。 そして、すぐにお子さんたちの人気者になりました。 ある年にエンゼルフィッシュのつがいを購入、あっという間に岩に劇的に産卵、そして500匹以上がふ化したので、ご希望の方にお分けさせて頂いたこともありました。 また、一方では水質が悪くなり、グッピーたちが激減した時に、患者様より、水槽が淋しいからと何回となくグッピーを頂戴したこともありました。(感謝!感謝!)

それから、海水魚との出会いは、今から7~8年前になります。
装置も高価で、メンテナンスも大変という先入観があったのですが、機械も比較的リーズナブル、今は人工海水もあり思ったほどメンテナンスも必要なしとのお話を知人から聞き、淡水魚とはまた違った鮮やかさを放つ夢の海水魚がクリニックの仲間として加わりました。

FINDING NEMO

そして日本で今月初旬より大ブレークしているのは、ファインディング ニモという映画です。カクレクマノミの親子が主人公のお話で、さっそくふじみ野のサティー上の映画館ワーナーマイカルへ家族と見に行ってきました。 大人が見ても心温まる、我ながらジーン!!とくるシーンが何回もありました。 親と子の絆、親は子供にどう接していけばいいのか。 いずれにしても素晴らしい物語です。 この映画の中で偶然にもキャラクターとして登場する魚がクリニックにもたくさんいるではありませんか!!

まず、ニモ、マーリン(親子)のカクレクマノミ。 この映画が始まる前から、お子さんたちがクマノミを見ると、「ニモ!ニモ!ニモだ~ぁ!」と喜んでいる姿を見ては、こちらまでウキウキとしていたものです。 その他にもドリーはナンヨウハギ、タッドはフエヤッコダイ、バブルスはキイロハギ、ギルはツノダシ、デブはスズメダイとたくさんの魚がクリニックにもいたので、驚きと嬉しさでいっぱいになりました。

また、映画の中で、水槽の中も舞台のひとつでした。
水槽の中からのアングルで外の世界(歯科医院の診察室)を魚たちが覗き、人間たちを観察しているのも、とても印象に残りました。

是非、桃太郎のニモとその仲間たちに会いにきて下さい!

とてもかわいいですよ!!
※これだけいつも水槽をきれいにキープしてくれている職員にいつも感謝です。

最後に、残すところわずかになった2003年。
皆様にとってどんな年だったのでしょうか。
戦争、テロ、SARSと暗いことも多かった年でしたが、これからの未来が子供たちにとって優しい時代でありますよう切に願うばかりです。
これからも、桃太郎クリニック職員一同、地域医療の担い手として頑張っていきたいと思っております。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。
つたない私の文を読んで頂き、ありがとうございました。
それでは、また来年!!